“木の話”

「健康に暮らしたい」。すべての人が思うことですが、毎日暮らす空間も人間の心と体に大きな影響を与えています。 現在の高気密・高断熱の建物は、空気のながれを悪化させ、建材やクロス等から発生する化学物質が空気中に留まり、 少しずつ私達の健康を損ねているのです。木は伐採された後も呼吸し続けます。つまり、木に囲まれて暮らすことは、 木が発する自然の空気に満たされて生活することなのです。

工場風景

“木は自然のエアコン”

木はエアコンと同じ働きをします。湿度が高ければ空気中の水分を吸収し、湿度が低く乾燥していれば水分を放出して、 人間が最も過ごし易い湿度を保ってくれるのです。 また、コンクリート造りに比べて、約5倍の換気能力があり、室内の空気をいつも新鮮な状態に保ってくれます。

“木には体温がある”

私達が季節によって体温を調節するように、木にも体温があり、それを調節する機能を持っています。コンクリートの床は、 どんどん熱を奪いますが、木の床はその保温作用で人肌の暖かさを維持してくれます。

青森ひばの苗木